スケール
2012.01.18 Wednesday
航君と英貴が 今月の末
ユーラシア大陸横断の旅に出る。
永井家といえば
のブルーバードで。
要は車だ。
移動手段は何にせよ
すごいスケール感だ。
そう スケール感。
瀬戸田を出る前は それこそ
これから どこへだって行けるし
何でも出来ると信じて疑わなかった。
何とも こじんまりとなったもんだ。
僕は ここだけの話し
航君からその話を聞いたとき
目から鱗が出た気分だった。
「その手があった」
そんなことは 思いもできなかった。
「ああ そうだった」って。
英貴が 付いていくって言った時は
あんま 本気にしなかった。
永井が50万はいるって言ってたし。
僕なら 何だかんだ言って
結局永井に 30万くらい借りるだろう。
でも 英貴にはそれが出来ん。
迷惑かけてまではやらん。
出来ん。あいつには。
でも だから英貴は
死ぬ気で50万貯めちゃった。
3ヶ月で。50万円。
50万ってだけで
少しスケールを感じてしまう自分が
少し情けない。
でも英貴は その少しのスケール感をもって
もっともっと スケールのでかい場所へ行く。
たった2ヶ月の それも助手席の
ニート現実逃避旅行。
そこに何があんだって 思う。
思うけど 僕も
スケール感だけでやってる。
「もっと できる気がする」
「もっと 大きい気がする」
あいつは 正真正銘
スケール感だけに魅せられていく。
周りの人間に話したら
反応が薄いなんて ぶーぶー言ってるけど
あいつのスケールは あいつのもん。
行く先が あいつにとって
今より大きなものなら
それは 無限のスケール感だ。
宇宙だ。
そういう 宇宙はもつべきだ。
そして 飛び込み続けるべきだ。
それが終始
ただのスケール感であってもいい。
持ち続けたもんの勝ちである。
スケール感だ。
漠然としたスケール感。
そんなことを思う。

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